耐震等級3と3相当とは
私が、家を購入するときにこの条件は譲ることができないという意味で、仕様書のようなものを作成した。
その中に書いたのは、「耐震等級3」という条件である。
日本は、今後、70%の確率で南海トラフ地震がくるといわれている。そうした中で耐震等級3という条件は譲れないと感じたからだ。
では、耐震等級3相当とはなにか。
耐震等級3相当とは
正式な認定を受けていないいわば自称ということである。
例えるばらば、自分は自称英検1級をもっているといっても誰も雇用はしてくれないであろう。
耐震等級が3であれば、住宅ローンの優遇や地震保険の割引を受けることができるが、相当では受けれない。
こういった事実から、現在、家の購入を考えている人は相当ではなく、「耐震等級3」といいきったものを購入してほしいと思う。
耐震等級3の取得義務はない
じつは、意外なことに耐震等級3の取得義務はない。
法律上では、耐震等級1を取得していれば、よいことになっている。しかし、熊本地震では、耐震等級3の家が壊れにくいというデータがでていることから、耐震等級3の家づくりが推奨されるようになった。
家で大事なことはなにか
家の購入にあたっては、人生と同じように目に見えないところに重点を置くことが大切だと思う。
個人的には、キッチンやトイレなどの設備よりも地盤や耐震性、屋根などの構造物に重きを置くべきたと思う。
しかし、比較的値段の安い家は、外観や内観を重視しており、そういった構造物のポイントはおざなりにしているところが見受けられる。